こんにちは!
3月も中旬になり、日差しの暖かさに春の訪れを感じる季節になりました。
窓辺のポカポカとした陽だまりで、ウトウトとお昼寝したくなるような心地よさですね。
しかし、盆地である京都や亀岡にお住まいの皆様はよくご存知の通り、
この心地よい春はあっという間に過ぎ去り、うだるような厳しい夏がすぐにやってきます。
一年を通して心地よく暮らすためには、最新のエアコンなどの機械に頼るだけでなく、
自然の力を上手にコントロールする設計が欠かせません。
今日は、昔の日本の家づくりから学ぶ、ちょっとした工夫のお話をします。
■京町家にも学ぶ、太陽の光を「操る」工夫
皆様は、軒(のき)や「庇(ひさし)という言葉をご存知でしょうか?
屋根が外壁から少し飛び出している部分のことです。
最近の四角くてスタイリッシュなデザインの家では、この軒がない家もよく見かけます。
実はこの「軒」、京都の気候を快適に過ごすための素晴らしい知恵が詰まっています。

太陽の高さは、季節によって変わります。
夏の太陽は高い位置にあるため、軒を少し長めに出しておけば、ギラギラとした強烈な直射日光が
部屋の中に入るのを日傘のようにスッと遮ってくれます。
逆に、冬から春にかけては太陽の位置が低くなるため、軒があっても暖かい光が部屋の奥まで
しっかりと届く仕組みになっているのです。
京町家の深い軒先には、ただ雨をしのぐだけでなく、こうした光を操るという大切な役割があります。
■家の中を吹き抜ける、春の風の通り道
もうひとつ大切なのが風です。
エアコンの冷たい風も涼しいですが、春先や初夏の少し湿り気を帯びた自然の風が部屋を通り抜ける心地よさは、
何にも代えがたいものがあります。
風は、入り口だけでなく「出口」を作ってあげることで初めて流れます。
その土地の季節ごとの風向きを読み取り、
「南から風を入れて、高い位置にある北の窓から熱気と一緒に逃がす」といった窓の配置を考える。
これは、地元・京都や亀岡の気候を肌で知っている私たちだからこそ、ご提案できる間取りの工夫です。

■木と光が織りなす、リビングのあたたかな時間
長めの軒や庇をくぐり抜け、無垢(むく)の木の床に落ちる春の陽だまり。
その光と影のコントラストは、見ているだけで不思議と心が穏やかになります。
家づくりにおいて、「広さ」や「新しさ」も大切ですが、季節の移ろいを楽しめるゆとり」がある家は、
何年経っても飽きることがありません。
無垢の木が年月とともに少しずつ色合いを変えていくように、暮らしの景色もまた、自然とともにゆっくりと育っていきます。

■季節の移ろいを感じる家、一緒に考えませんか?
「どんなデザインが好きですか?」というご質問も大切ですが、私たちはそれ以上に、
「お休みの日は、どんなふうに過ごしたいですか?」とお聞きするようにしています。
朝の光の中でコーヒーを飲みたい。 窓を開け放って、風を感じながら読書をしたい。

そんなご家族の「心地よい」と思う時間を、ぜひ私たちに教えてください。
自然素材の温もりに触れられるモデルハウスで、お待ちしております。
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