こんにちは!
6月も終盤。
ジメジメとした雨の日の合間に、時折のぞく日差しがすっかり夏らしくなってきました。
梅雨が明ければ、あの京都・亀岡特有の「うだるような暑い夏」がいよいよ本番を迎えます。
近年の夏の暑さは厳しいですから、エアコンは現代の家づくりにおいて必須の設備です。
しかし、ただ最新のエアコンに頼り切るのではなく、
「家そのものの設計の工夫で、自然に涼しく暮らせる工夫」があれば、
毎日の心地よさはもちろん、電気代もお財布に優しくなりますよね。
今日は、本格的な夏が来る前に知っておきたい、家を涼しく保つ先人の知恵をお話しします。
■ 部屋を暑くしない最大のコツは「窓の外」にあり
家の中が暑くなってしまう一番の原因、実は「窓から入ってくる太陽の熱」なんです。
なんと、夏の室内に流れ込む熱の約7割が、窓から侵入していると言われています。
つまり、家を涼しく保つためには、カーテンを閉めるよりも「窓の外側で日差しを遮ること」が何より重要になります。
ここで活きてくるのが、日本の伝統的な家づくりにも見られる「軒(のき)」や「庇(ひさし)」の存在です。
夏の高い位置にある太陽の直射日光を、長い軒が日傘のように遮ってくれるため、室内の温度上昇を根本から防いでくれます。
さらに、窓の外に「すだれ」や「シェード」を掛けられるように金具をひとつ取り付けておくだけでも、体感温度は驚くほど変わります。
■ 地元の風を読み解く、風の通り道
もうひとつ大切なのは、
エアコンをかける一歩手前の涼しい時間帯(朝方や夜間)に、いかに心地いい自然の風を室内に取り込めるか、ということです。
風は、ただ窓を開けるだけでは部屋の中を流れません。
入ってくる窓があれば、必ず風が抜けていく「出口の窓」が必要です。
「南側に大きな窓を作ったから、北側の高い位置に小さな滑り出し窓を作って、家全体の熱気を上から逃がそう」
そんなふうに、地元・京都や亀岡の季節ごとの風向きを計算して窓を配置する。
機械の力に頼りすぎず、自然の心地よさを設計に活かすこの手法を、私たちは大切にしています。
■ 10年後も、夏の朝を心地よく迎えられるように
夏の朝、カーテンを開けたときに、軒先が作った優しい影のなかを爽やかな風がすうっと通り抜けていく……。
そんな暮らしの風景は、何年経っても飽きることがありません。
便利な最新設備も素晴らしいですが、まずはその土地の光や風といった自然の力を味方につけること。
それこそが、長く快適に、そして健康に暮らせる家づくりの基本です。
OKAMURA工房のモデルハウスでは、こうした「光と風をコントロールする設計」を実際に体感していただけます。
冷房の風が苦手という方も、ぜひ一度、自然な涼しさを感じに遊びにいらしてくださいね。

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